1.15.2010
12.29.2009
時代への提言
アメリカは世界の先進国の中でも更に先を進んでいる国である。
それは、金融、経済、政治のみならず、根幹の民主主義、自由主義、資本主義においてダイナミズムがある。
直感で40年は日本先を進んでいると思う。
今の40年は情報量にしてどれくらいのビット数になるだろうか分からないが・・・
そして、アメリカは良い事も悪い事も両極端でありある意味、徹底性がある。
今回のサブプライムローンの焦げ付きに単を発した金融危機は何も全く解決されていない。
寧ろ隠蔽工作を世界中の政府、金融業界、財界、メディアを使って安心を喧伝している。
こんな時は、現実主義や懐疑主義など思考法が重要である。
CDSの損失額の確定は未だに不確定で不透明だ。
俺はアメリカの後、中国が覇権を握るというストーリーは簡単に頷けない。
理由は中国は民主主義国家でなく、中国共産党の独裁であり所得格差、情報格差、民族問題、領土問題など大矛盾を国内に孕んでいるからだ。
とてもじゃないが、中国自身が世界覇権を愉しむゆとりがない。
アメリカは栄枯盛衰の歴史の法則に結論的には当てはまるだろう。
その凋落は過去の帝国とは違う流れになるかもしれない。
理由は現代社会が経済的、情報的、にグローバリズムが進みリンケージしているからだ。
そして、過去無いぐらい、民主主義が広がり、貧富の差もありながら、環境問題などの人類共通の課題も抱えているという時代性がある。
それが、過去の軍事力のみを軸にした帝国(イギリス、スペイン、ローマなど)を取り巻く時代背景を違いである。
また高度に発達した自由主義の中でアメリカは多数の有能な人材を輩出した歴史がある。
日本で暮らすとアメリカ視点に加工された情報の洪水に溺れる。
日本は敗戦後、ソ連でなく、アメリカ支配で恩恵を受けたという論調が根強い。
それは、概ね正解だろう。
そして、その大国アメリカは今、最大の危機に瀕している。
個人的にはアメリカは大好きだ。
魅力の在る人物が多いのが、その理由だ。
しかしアメリカは今、経済的破綻のカウントダウンを先送りにしながら迷走している。
急速に進むドル離れの中で、離れ業は昔の戦争経済とはいかない。
アフガニスタンへの軍事侵攻での経済の建て直しは経済効果や支持率の問題、などで無理だ。
俺が世界の支配者やリーダーでは勿論ないが、ガイトナー、バナーキン
、オバマ、ヒラリー、ロックフェラー、ロスチャイルド、サルコジ、プーチンの立場ならどうするだろう考えてみる。
勿論、IQの低い頭脳で考えるので分からないが正直な答えだが・・・
それでも言わせて貰えば自分なら、金融規制を引き、負債額の確定を明確にして、不良債権を国際協調で帳消しにする。
そして、人類の理想社会としての希望が大切なので、貧富の差を是正し、初等教育と民主主義
を世界中に普及させる。
そのアプローチは時間が掛かるが何度も国際会議を開催し利益と利害の調整を行う。
それは最終100年かかる知れない。
しかしながら目指す意味は大いにあるだろう。
国際政治の舞台に善意は無用無意味と足元を救われかねない。
リアリズムが何度も殴りかかるだろう。
俺自身も臭いセンチメンタリズムは唾棄すべきだと思う。
憎悪に満ちた裏切りと悪徳の世界は、負の連鎖でしかない。
平和は退屈で、怒りや戦争は刺激的だ。
これからも何度も何度もバブルの崩壊による恐慌や戦争、テロもあるだろう。
今回が最大級じゃないかもしれない。
アメリカの研究をしアメリカだけじゃなく、世界のどこでもモラルの崩壊は高い代償がつくと感じる。
モラルの共通化、概ね人類が冷静である場合同じ価値観に落ち着くはずだと思う。
モラルは宗教、思想、文化を超え、モラルデモクラシーとして自由主義と資本主義と民主主義の中間的バランス感覚として効を奏する時代が到来する。
つらい時じゃないと世界の首脳は集まらない。
極めて人間的な時代がこの2009年だと思う。
もう2009年の残り時間は少ない。
来年はどんな年となるだろう?
今年学んだことはとても多い。
これからも悪い頭を酷使して俺は考え続けて生きたいと思う。
それは、金融、経済、政治のみならず、根幹の民主主義、自由主義、資本主義においてダイナミズムがある。
直感で40年は日本先を進んでいると思う。
今の40年は情報量にしてどれくらいのビット数になるだろうか分からないが・・・
そして、アメリカは良い事も悪い事も両極端でありある意味、徹底性がある。
今回のサブプライムローンの焦げ付きに単を発した金融危機は何も全く解決されていない。
寧ろ隠蔽工作を世界中の政府、金融業界、財界、メディアを使って安心を喧伝している。
こんな時は、現実主義や懐疑主義など思考法が重要である。
CDSの損失額の確定は未だに不確定で不透明だ。
俺はアメリカの後、中国が覇権を握るというストーリーは簡単に頷けない。
理由は中国は民主主義国家でなく、中国共産党の独裁であり所得格差、情報格差、民族問題、領土問題など大矛盾を国内に孕んでいるからだ。
とてもじゃないが、中国自身が世界覇権を愉しむゆとりがない。
アメリカは栄枯盛衰の歴史の法則に結論的には当てはまるだろう。
その凋落は過去の帝国とは違う流れになるかもしれない。
理由は現代社会が経済的、情報的、にグローバリズムが進みリンケージしているからだ。
そして、過去無いぐらい、民主主義が広がり、貧富の差もありながら、環境問題などの人類共通の課題も抱えているという時代性がある。
それが、過去の軍事力のみを軸にした帝国(イギリス、スペイン、ローマなど)を取り巻く時代背景を違いである。
また高度に発達した自由主義の中でアメリカは多数の有能な人材を輩出した歴史がある。
日本で暮らすとアメリカ視点に加工された情報の洪水に溺れる。
日本は敗戦後、ソ連でなく、アメリカ支配で恩恵を受けたという論調が根強い。
それは、概ね正解だろう。
そして、その大国アメリカは今、最大の危機に瀕している。
個人的にはアメリカは大好きだ。
魅力の在る人物が多いのが、その理由だ。
しかしアメリカは今、経済的破綻のカウントダウンを先送りにしながら迷走している。
急速に進むドル離れの中で、離れ業は昔の戦争経済とはいかない。
アフガニスタンへの軍事侵攻での経済の建て直しは経済効果や支持率の問題、などで無理だ。
俺が世界の支配者やリーダーでは勿論ないが、ガイトナー、バナーキン
、オバマ、ヒラリー、ロックフェラー、ロスチャイルド、サルコジ、プーチンの立場ならどうするだろう考えてみる。
勿論、IQの低い頭脳で考えるので分からないが正直な答えだが・・・
それでも言わせて貰えば自分なら、金融規制を引き、負債額の確定を明確にして、不良債権を国際協調で帳消しにする。
そして、人類の理想社会としての希望が大切なので、貧富の差を是正し、初等教育と民主主義
を世界中に普及させる。
そのアプローチは時間が掛かるが何度も国際会議を開催し利益と利害の調整を行う。
それは最終100年かかる知れない。
しかしながら目指す意味は大いにあるだろう。
国際政治の舞台に善意は無用無意味と足元を救われかねない。
リアリズムが何度も殴りかかるだろう。
俺自身も臭いセンチメンタリズムは唾棄すべきだと思う。
憎悪に満ちた裏切りと悪徳の世界は、負の連鎖でしかない。
平和は退屈で、怒りや戦争は刺激的だ。
これからも何度も何度もバブルの崩壊による恐慌や戦争、テロもあるだろう。
今回が最大級じゃないかもしれない。
アメリカの研究をしアメリカだけじゃなく、世界のどこでもモラルの崩壊は高い代償がつくと感じる。
モラルの共通化、概ね人類が冷静である場合同じ価値観に落ち着くはずだと思う。
モラルは宗教、思想、文化を超え、モラルデモクラシーとして自由主義と資本主義と民主主義の中間的バランス感覚として効を奏する時代が到来する。
つらい時じゃないと世界の首脳は集まらない。
極めて人間的な時代がこの2009年だと思う。
もう2009年の残り時間は少ない。
来年はどんな年となるだろう?
今年学んだことはとても多い。
これからも悪い頭を酷使して俺は考え続けて生きたいと思う。
12.23.2009
2010年へ向けての総括
アメリカ帝国の統治能力が急速に低下している。
ドルへゲモニーの神通力の低下である。
2000年以降2006年までの住宅バブルの崩壊とデリバティブの8京円に及ぶ損失が処理できない。
先進国の国債発行における財政出動による下支えも来年初頭に切れる。
世界はアメリカ離れをもくろんでいる。
中国の米国債切り売り、人民元の切り上げ方向、でドルの信任低下は避けられない。
BRICS諸国は協調して反米路線を明確にしてゆく。
EUの然り。日本は隷属的に追従をするだろが、少しずつアジアへとシフトしてゆく。そのたびにアメリカに恫喝されその時の総理大臣はビビるだろうが・・・
アメリカも最終的には大きな歴史の栄枯盛衰の法則に当てはまるだろう。
その移行期において混乱や不況の拡大が起こり100年前の恐慌より賢くなって処理するのかもしくは大混乱が起きて世界経済が
壊滅するのかは来年、再来年の近未来の話である。
アメリカの没落はモラルの低下や実物経済をないがしろにして金融に名を借りて、詐欺詐術に自ら陥ったことが主因である。
また、アメリカ国内の貧富の差も矛盾拡大の原因であり富者がいやらしく自前の財産補強に終始してマジョリティたる国民が放置されたことに過剰に演出されたアメリカンドリームが幕を引く事になった。
来年から面白い時代に突入する。
知識武装を強化して考え抜き、自分の哲学で生きる時代の本格的な時代突入である。
情報収集と分析、仮説と検証を繰り返しながら、時代解釈をして生きる。
これを主にしていけばある日突然の大変化も想定内の事項として処理できる。
希望としては早く拝金主義の世の中が終わり、ダイナミズムある共生社会への移行を民主主義の拡大で急ぐべきである。
強烈な国際社会の人間関係、国家関係の中で時間は掛かるがその方向にしか人類の未来は無いと断言できる。
ドルへゲモニーの神通力の低下である。
2000年以降2006年までの住宅バブルの崩壊とデリバティブの8京円に及ぶ損失が処理できない。
先進国の国債発行における財政出動による下支えも来年初頭に切れる。
世界はアメリカ離れをもくろんでいる。
中国の米国債切り売り、人民元の切り上げ方向、でドルの信任低下は避けられない。
BRICS諸国は協調して反米路線を明確にしてゆく。
EUの然り。日本は隷属的に追従をするだろが、少しずつアジアへとシフトしてゆく。そのたびにアメリカに恫喝されその時の総理大臣はビビるだろうが・・・
アメリカも最終的には大きな歴史の栄枯盛衰の法則に当てはまるだろう。
その移行期において混乱や不況の拡大が起こり100年前の恐慌より賢くなって処理するのかもしくは大混乱が起きて世界経済が
壊滅するのかは来年、再来年の近未来の話である。
アメリカの没落はモラルの低下や実物経済をないがしろにして金融に名を借りて、詐欺詐術に自ら陥ったことが主因である。
また、アメリカ国内の貧富の差も矛盾拡大の原因であり富者がいやらしく自前の財産補強に終始してマジョリティたる国民が放置されたことに過剰に演出されたアメリカンドリームが幕を引く事になった。
来年から面白い時代に突入する。
知識武装を強化して考え抜き、自分の哲学で生きる時代の本格的な時代突入である。
情報収集と分析、仮説と検証を繰り返しながら、時代解釈をして生きる。
これを主にしていけばある日突然の大変化も想定内の事項として処理できる。
希望としては早く拝金主義の世の中が終わり、ダイナミズムある共生社会への移行を民主主義の拡大で急ぐべきである。
強烈な国際社会の人間関係、国家関係の中で時間は掛かるがその方向にしか人類の未来は無いと断言できる。
11.02.2009
この先の経済動向
各国の中央銀行の財政出動によるバラマキ政策は今年の末には効力を失い年明けには実需要不足に陥る。
来年度の景気の起爆剤や新産業における成長戦略も無く、また、資本主義を牽引するイノベーションも見当たらない。
中国の5月から10月までの上海万博は半年近く中国国内の内需を拡大する事に貢献する事にはなるが、先進国の経済を牽引するまでには至らないだろう。
安易に戦争製剤に期待する事も出来ない。
世界大手金融機関のCDSによる損失の露呈は来年度に露呈するはずである。
先進国の財政出動を際限なく国債発行で賄うには限界値を既に超えている。
4京7500兆円なのか8京円なのか既に損失が分からないデリバティブの損失に人類の英知はどう立ち向かうのか?
ひたすらドルを印刷するのか?
損失を元本保証のみで互いに相殺しあうのか?それにしては、複雑すぎる交錯した借金合戦である。
また、相互で疑心暗鬼になるのか?
この問題をどうして日本のメディアは真剣に論じ合わないのか?
(まあ日本のメディアは馬鹿なので期待をしてないが・・・)
本当にこのCDS問題は誤解を含めてどでかくて面白いのだが、実需要のないもしくは追いつかない需要に対して世界の英知はどうするのか?
ヒントは統制経済にあるのか?
68億の人口を抱える地球の中で、3億のアメリカに富の6割が集中し、そのアメリカで5パーセントの人口が富の6割を牛耳っている事に諸問題があるような気がしてならない。
昔のアメリカは世界に困った貧困国があれば抱きしめるように援助してきた。
少なくともケネディ政権までは。
今も世界の警察たるアメリカそうなのだろうか?
世界は総じて豊かになりつつある。
少なくとも2008年の春までは。
その中でアメリカは実働よりIT、金融での錬金術に長ける一方で富の再分配のバランスを失い運営を持続した。
アメリカの借金経済はアメリカの下層民が借金をして世界経済を回すスタイルでありアメリカの富裕層が金を循環させた訳でない。
不自然で無理なそして不道徳な経済サイクルは偽装と軍事力大国アメリカのパワーロジックの脆さを露呈したに過ぎない。
退屈な道徳に落ち着く結論で封じ込める為でなく、本当に信用とか勤労とかを無視した経済学は成り立たない事を大きな大きな劇場を使って教えてくれているようである。
100年後の歴史学者、経済学者、社会学者はこの今から3.4年をど解釈するのだろうか?
まだ、俺も勉強不足でこの先の経済がどうなるか全く分からない。
不謹慎だが面白いとも思うのだが・・・
事実やデータを自分なりに集めて、2009年の終わりと2010年の始まりに備えて考え抜きたいと思う。
来年度の景気の起爆剤や新産業における成長戦略も無く、また、資本主義を牽引するイノベーションも見当たらない。
中国の5月から10月までの上海万博は半年近く中国国内の内需を拡大する事に貢献する事にはなるが、先進国の経済を牽引するまでには至らないだろう。
安易に戦争製剤に期待する事も出来ない。
世界大手金融機関のCDSによる損失の露呈は来年度に露呈するはずである。
先進国の財政出動を際限なく国債発行で賄うには限界値を既に超えている。
4京7500兆円なのか8京円なのか既に損失が分からないデリバティブの損失に人類の英知はどう立ち向かうのか?
ひたすらドルを印刷するのか?
損失を元本保証のみで互いに相殺しあうのか?それにしては、複雑すぎる交錯した借金合戦である。
また、相互で疑心暗鬼になるのか?
この問題をどうして日本のメディアは真剣に論じ合わないのか?
(まあ日本のメディアは馬鹿なので期待をしてないが・・・)
本当にこのCDS問題は誤解を含めてどでかくて面白いのだが、実需要のないもしくは追いつかない需要に対して世界の英知はどうするのか?
ヒントは統制経済にあるのか?
68億の人口を抱える地球の中で、3億のアメリカに富の6割が集中し、そのアメリカで5パーセントの人口が富の6割を牛耳っている事に諸問題があるような気がしてならない。
昔のアメリカは世界に困った貧困国があれば抱きしめるように援助してきた。
少なくともケネディ政権までは。
今も世界の警察たるアメリカそうなのだろうか?
世界は総じて豊かになりつつある。
少なくとも2008年の春までは。
その中でアメリカは実働よりIT、金融での錬金術に長ける一方で富の再分配のバランスを失い運営を持続した。
アメリカの借金経済はアメリカの下層民が借金をして世界経済を回すスタイルでありアメリカの富裕層が金を循環させた訳でない。
不自然で無理なそして不道徳な経済サイクルは偽装と軍事力大国アメリカのパワーロジックの脆さを露呈したに過ぎない。
退屈な道徳に落ち着く結論で封じ込める為でなく、本当に信用とか勤労とかを無視した経済学は成り立たない事を大きな大きな劇場を使って教えてくれているようである。
100年後の歴史学者、経済学者、社会学者はこの今から3.4年をど解釈するのだろうか?
まだ、俺も勉強不足でこの先の経済がどうなるか全く分からない。
不謹慎だが面白いとも思うのだが・・・
事実やデータを自分なりに集めて、2009年の終わりと2010年の始まりに備えて考え抜きたいと思う。
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