11.10.2009

scrap



Scrap





11.09.2009

色即是空

あらゆるものに囚われない。
臨場感を持ち、抽象度を上げる。
己のゲシュタルトを超えて・・・

11.02.2009

この先の経済動向

各国の中央銀行の財政出動によるバラマキ政策は今年の末には効力を失い年明けには実需要不足に陥る。
来年度の景気の起爆剤や新産業における成長戦略も無く、また、資本主義を牽引するイノベーションも見当たらない。
中国の5月から10月までの上海万博は半年近く中国国内の内需を拡大する事に貢献する事にはなるが、先進国の経済を牽引するまでには至らないだろう。
安易に戦争製剤に期待する事も出来ない。
世界大手金融機関のCDSによる損失の露呈は来年度に露呈するはずである。
先進国の財政出動を際限なく国債発行で賄うには限界値を既に超えている。
4京7500兆円なのか8京円なのか既に損失が分からないデリバティブの損失に人類の英知はどう立ち向かうのか?
ひたすらドルを印刷するのか?
損失を元本保証のみで互いに相殺しあうのか?それにしては、複雑すぎる交錯した借金合戦である。
また、相互で疑心暗鬼になるのか?
この問題をどうして日本のメディアは真剣に論じ合わないのか?
(まあ日本のメディアは馬鹿なので期待をしてないが・・・)
本当にこのCDS問題は誤解を含めてどでかくて面白いのだが、実需要のないもしくは追いつかない需要に対して世界の英知はどうするのか?
ヒントは統制経済にあるのか?
68億の人口を抱える地球の中で、3億のアメリカに富の6割が集中し、そのアメリカで5パーセントの人口が富の6割を牛耳っている事に諸問題があるような気がしてならない。
昔のアメリカは世界に困った貧困国があれば抱きしめるように援助してきた。
少なくともケネディ政権までは。
今も世界の警察たるアメリカそうなのだろうか?
世界は総じて豊かになりつつある。
少なくとも2008年の春までは。
その中でアメリカは実働よりIT、金融での錬金術に長ける一方で富の再分配のバランスを失い運営を持続した。
アメリカの借金経済はアメリカの下層民が借金をして世界経済を回すスタイルでありアメリカの富裕層が金を循環させた訳でない。
不自然で無理なそして不道徳な経済サイクルは偽装と軍事力大国アメリカのパワーロジックの脆さを露呈したに過ぎない。
退屈な道徳に落ち着く結論で封じ込める為でなく、本当に信用とか勤労とかを無視した経済学は成り立たない事を大きな大きな劇場を使って教えてくれているようである。
100年後の歴史学者、経済学者、社会学者はこの今から3.4年をど解釈するのだろうか?
まだ、俺も勉強不足でこの先の経済がどうなるか全く分からない。
不謹慎だが面白いとも思うのだが・・・
事実やデータを自分なりに集めて、2009年の終わりと2010年の始まりに備えて考え抜きたいと思う。