12.13.2008

METALLICA

今年の9月にリリースされたMETALLCAのDAETH MAGNETICというアルバムは過去のメMETALLICAの作品の中でも進化した集大成的マスターピースであると思う。

DEATH MAGNETICとはリードギターのKIRK HAMMETTの造語である。

死の磁力性とでも言おうか。

自殺、生死、生きることへの葛藤や肯定を歌詞やギターリフやドラミング、凄まじいリズムの変化に感じ取ることが出来る。

激しさ、暴力性、激情、刺激、爆音、情動性、憤怒、が混在している。

そして、決して時代の音楽トレンドに迎合せず、自らの信ずる音源や感性に怒りに似た忠実性を感じとることが出来る。

へヴィメタル界のKINGDOMとして不動の地位を築き、年齢を重ねてもアグレッシブな格好良さがある。

ヴォ-カリストのJAMES HETFIELDやドラマーのLARS ULRICHはミュージシャンでなければマフィアか不良外人でしかなような存在である。

そこが、メチャクチャ格好いいのだが。

前作のST" ANGERも彼らの造語である。

聖なる怒り。

言葉や音、バンド名、アイデンティティーが唯一無二の暴力団的バンド、METALLICA。

男はワルイ奴の方が格好いい事を思い出させてくれる。

エネルギーやインスパイアを与えてくれる最愛のマフィアにリスペクトを込めて。