これぞ、5年振りのメタリカの世界にぶち込むダイナマイトアルバム。DEATH MAGNETICである。多様なギターリフ。暴れ狂うドラミングテクニック。全10曲で70分を超える大作。
1、THAT WAS JUST YOUR LIFE.
心臓の鼓動の様なオープニングから始まり激しく快速なリズムが秒速の嵐で本作の入り口を飾る。
2THE END OF THE LIFE.
うねりのある刻むビートで始まり断言するかの様なジェームスのヴォーカルが存在感大である。
3、BROKEN , BEAT &SCARRED.
ミディアムロックテンポでありながら重厚でSWING’Nで大胆な楽曲。
4、THE DAY THAT NEVER COMES
静から動へ。このアルバムから最初にシングルカットされた曲。
この曲のPVでは砂埃は立ち上がる荒野に戦争兵が現れる。
メタリカも夕闇の砂埃舞う荒野で暴れるように演奏している。
シブい。
5、ALL NIGHTMARE LONG.
これもシングルカットされた。リリース当時から大絶賛の曲。
6、CYANIDE
こんなテンポの曲を退屈せず聴けるのはメタリカのみ。
7、THE UNFORGIVENⅢ
このアルバムで唯一のバラード。
バラード嫌いな俺も最後まで聴く曲。
8、THE JUDAS KISS
ある意味このアルバムのDEATH MAGNETIC(死の磁性)を表現するかの様なロール感のある曲。途中から演奏が早くなるのが快感である。間奏のリフも聴きごたえあり。
9、SUICIDE & REDEMPTION
ガハッハッ!
10、MY APOCALYPSE
これは、メタラーな曲。メタリカの過去のリフの良いところを抽出して作られたような完全なるメタルキング、メタリカの曲である。
以上、何度聴いても飽きないメタリカのDEATH MAGNETICは2008年の嫌な一年の中で最高に良かった一つである。