8.10.2009

アトリエ アナーキーへようこそ!

事実上選択肢の無い、ジョ-カ-だらけの選挙が夏の最中に行われる。
異常な暑さの中で、異常な言動の政治家を異常な空虚さを伴うメディアが中立報道の詐欺的常套句で汗ばむ労働者を完全に罵倒しながら、サイコスリラーは繰り広げられる。
ハリウッドの脚本家やヒットを連発する世界的な小説家でも、この巧妙な虚無感は演出、出来ないのではないか?
変わらない日本。
変わらない老人、地方自民地盤優遇、官僚支配の平成の世。
変わらない閉塞感。
日本を巨大なアトリエに例えるなら、絵の具も筆もキャンバスも無く、描かれるべきデザインも無い、くもの巣だらけの冴えない空間だ。
箱のも行政で建物は立派かもしれないが・・・
ピカソ、ゴッホなごの居ない、湿っぽくかび臭い暗闇のようだ。
いっそ、全ての絵の具をぶちまけて自由時間、彫刻、絵画、デッサン何でもありの美術館としてバトルロワイヤル化して欲しい。
博物館に限りなく近くなるかもしれないが・・・・