9.13.2009

9.11

1998年にNew yorkに一人旅をした時、マンハッタンをひたすら歩きまわった。
WTCも真下から見上げたことがある。
途轍もなく巨大な構造物で仰向けに倒れてしまいそうな高さだった。
ある意味、N.Yのシンボル的建物であり、資本主義の富の象徴でもあると思う。
9.11の頃は国際情勢マニアだったので、あの事件の映像を見て、直ぐにビン・ラディンの仕業であると直感した。
友達とTVを見ていたが、2人ともキョトンとしていた。
この人、何を言ってんだろうみたいな感じだったと思う。
一度しか、WTCを見たことないが、俺にとってはあれで最後の姿であり多くの犠牲者の事を考えると胸が締め付けられる思いである。
21世紀への不幸な序章としての事件であり、時間軸や時代が9.11で変化したと思う。
8年が経過して、政治、経済、イデオロギー、紛争、力学、情報格差、環境問題などどれもより深刻で猥雑になっている。
文明の利器の生活の中で大きな時代の渦にいて、大きな津波が襲いかかろうとしている。
9.11は答えの無い問いとして全地球人に問いかけているようである。