12.16.2008

READING RECOMMEND 3

「トケイヤーのユダヤ格言集」 ラビ・M・トケイヤー

世界の偉人 アインシュタイン、ロスチャイルド、フロイト、シャガール、キッシンジャーなどの成功者を排出する人種として彼らの価値観、生き方、生活信条、考え方、が現実主義であり且つ、皮肉めいていて、それで、人間らしいのが興味深い。

各時代、各国で辛酸を舐めが、しかしながら、向上と繁栄を目指し生き抜いてきた彼らの言葉は切れ味最高のナイフである。

「生物の中で人間だけが笑う。人間の中でも賢い者ほどよく笑う。」
「愚かなものにとって、老年は冬である。賢者にとって、老年は春である。」
「神の前で泣き、人も前で笑え」
「成功の半分は、忍耐だ。」

など含蓄ある言葉が多い。

生き方、考え方はゆるい日本的常識とは違い、言葉の大切さ、知識の大切さ、を教えてくれる。

時代や人種を超え言葉に意味と力がある。

ユダヤ人は本の民と言われる。

本好きは自分も同じだが、特に生きる力をリアルに伝わるのがユダヤ関連の本だ。

活字の大切さ、本の有難さ、読書の贅沢さ、新しい出会いを沢山与えてくれる本は充実した時間の流れがある。

好きな時間に、好きな人と、好きなテ-マで、好きなだけ会話できるのが読書である。

本は人類最高の発明の一つである。