2.25.2009

swing,n

CATVのナショジオで地震の特集番組を見た。
過去の歴史における地震の破壊力や記録についてである。
例えば、甚大な犠牲を払った記録では16世紀に中国で起こった地震は85万人の死者が出たらしい。
メキシコではマグニチュード9.5の地震が記録されている。
マグニチュード9.5の揺れが既に想像出来ないが体験したくないのは確かだ。

アラスカではマグニチュード9.2で7分も揺れが止まらない地震が起きた。
この世の終わりとインタビューに答えている女性がいたが、もし体験したら、きっとそう感じると思う。
津波も30メータークラスの津波が記録されていたり、本当に人間は自然の力には及ばない虫けらのようなもんだと思う。

興味深いのが、どんなに耐震構造の現代建築でも、地震が起きて倒壊するのを阻止できないらしい。
その理由は地震が起きると周波数が発生して、建物の構造や形状に周波数が一致すると壊れるらしい。
形あるものは全て壊れる法則で考えても納得が行ゆくし、人間の建造物で不滅、永遠は無いということだろう。

人間の営みなんて、本当に小さくて空しいもんだ。
ただ、宇宙や自然のサイズで考えると想像力の入道雲が発達して、まるで真夏の昼間の空の様にいろいろ連想できる。

地球上には12のプレートがありそれが擦れあっている現状において、地震はいつ起きても可笑しくなく、予測不可であるらしい。
地震で死ぬことを考えれば、今日を充実させて生きようと思う。
地震なんて地球にしたらほんのクシャミ程度だが、人類には脅威であり、絶大な破壊力である。
阪神大震災の時も、地鳴りを聞き、突き上げる揺れを感じた時、強大なパワーを感じた。
時には、自然を忘れるなと言うメッツセージとして受け止め、謙虚に生きろという意味を人類や文明社会に警鐘を鳴らす意味としても聞こうと思う。