2.25.2009

大恐慌のインフルエンザ

日本の閣僚で与謝野がリーマンショックの時に日本は影響なしという発言をしていたが四半期のGDPのマイナスが12、7%と言う。
これは、先進国では群を抜いて高い数値であり、日本経済の脆弱さを露呈した結果である。
内需を喚起する為に経済政策を打たず、対米輸出に依存し保護貿易で国内産業を弱らせた結果である。
この金融危機でお金を使わない国民。
不況を煽るマスメディア。
経済を締め付ける官製不況。
無責任な政治家。
希望なき、社会保障の崩壊した日本。
この時代を一言では形容できない。それは、どんな表現も一理あり、複雑であるからだ。
一つ言える事は、毎日、メディアが不況や恐慌のインフルエンザを流行らしているということだ。
理屈より感情が先走る。混迷したこの時代に、不況のニュースを朝から晩まで聞いてると金を使いたくなくなる。
強烈な希望というタミフルをこの世の中にぶち込まないと、日本は金があるのに恐慌という、矛盾の社会に突入する、否、している。
これが、1年定着すると、日本は治安、社会機構全て崩壊する。
脆弱な豊富さの中に生きる日本は、世界で最も危うい経済大国であり、先行き不透明な国である。