8.14.2009

読書について

「すごい読書!」 中島孝志氏
著者の言葉で「本は道具である。いい人生を演出する為の道具である。」
年間3000冊を読書するらしい。とても俺にはそこまではは出来ないが、多読をしている分だけ、他の読書論と似たところも多かったが、全体的には面白かった。
読書種類として
①愉しむための読書
②調べるための読書
③考えるための読書
④結果を出すための読書
の分類をしている。
スタイルとして縁読、速読、省読、即読、追読、雑読、多読で分けている。
結局、多くの本を読む人は最後まで一字一句読むなどでなく、本によって使い分け、読み分けをしている。
自然と自分がしている読み方がそうだと気付くし、本が好きな人共通の感覚がそこにあると思う。
読書論の本を読むのが好きなのも自分と同じ本好きな人がどうなのか気になるという発想である。
効率的読書だけでなく、時には遅読、精読なども意識的に時間を掛けて付き合う本もある。
本は人類の発明の中でも最高クラスの一つだ。
読書論を読むとなお更、本が読みたくなるから不思議だ。