2.02.2010

無私の哲学と自律性

強い個を保持した中での無私の哲学を持つことが今の日本の理想である。
全く状況に翻弄されるばかりで何も哲学のない日本は経済のみの集団である。
政治、経済、社会、文化、歴史の根底を織りなす根本的な日本の独自性というもの、もしくは日本人のアイデンティティーを明示化する言葉や観念が必要である。
強い個を持つ。
しかしながら、押して忍ぶ精神的高潔性、誇り、本当にカッコイイってことはこれだという軸。
粋な精神こそ日本の古来からある価値観であり倫理観である。
その強固な精神的主軸を具現化した国家的実像は個々の日本人の無意識に眠る深く静かな心性にある。
決して外国人になめられようのない悟性。
有色人種で唯一の経済大国で、白人国家ではなしえない平和国家、日本は今こそ剣をふるう覚悟を持って剣を納めて堂々と世界とわたりあうべきである。
そこには強烈な自律性に裏打ちされた奥ゆかしさと自信が共存する境地。
日本の立て直しは経済からでなく精神性の再構築いや追憶から始めるべきだ。
父母なる日本に感謝を込めて・・・・