5.04.2010

サブプライム 

落合信彦氏のサブプライムを読んで思うことは人間軸があるということろである。
独特のウィットの効いた言い回し、世界を舞台にしたダイナミズム、国際情勢を随所に散りばめた場面
展開、そして人生をポジティプ生きる姿勢を持つ主人公の葛藤と挫折。
リアルタイムで現実の国際情勢と絡み合いながら進行してゆく展開には情報空間を超えて躍動を感じる。
英語でのスラングや表現もアメリカ、ニューヨークを舞台にした臨場感があり魅力的である。