12.20.2008

The end of the year.

今年も残すところ2週間を切り、2009年の足音が聞こえる。
TVでは馬鹿芸能人が鼻をたらしながらつまんねぇギャグをとばし、うそ臭いコメンテイターが無責任な評論を繰り返し、どうでもいいクイズ番組や屑な特番が無駄な電波を垂れ流している。
ニュースですら、報道時間枠を国民の真実を知る権利を侵害し天気、スポーツ、芸能、娯楽化した経済ニュースと織り交ぜ、怒りを静めるサブリミナル効果的とぼけた論調時事解説を大量生産している。
2008年、幾つもの変化の年でありる。
真の変化の前兆かもしれないが、感じるだけでも、アメリカ大統領選によるオバマ大統領の誕生、リ-マンショック、BIG3の救済劇、福田政権逃亡、麻生政権の支持率急落、戦後最多の上場企業の倒産、北京オリンピックの開催、ロシアのメドベージェフ大統領誕生、中国毒入り餃子の中国人の知的レベルの開示情報、金正日の重体説、アメリカの金融資本主義の崩壊、世界同時不況、無差別殺人の増加、などだ。
日本r的システムの機能不全による完全崩壊は本年が確実だと思う。
終身雇用や家族的経営システムなどはどこかで存在しノスタルジーをなびかせていた。
しかし、首切り、大量解雇が膨れる中、本当に日本的システムは本年で終了したのだと思う。
1998年、山一倒産など日本の金融危機は銀行の倒産、整理統合を招き、不良債権の処理で押しすめられ、長い低迷の後、日本の景気は新聞上回復したらしい。
10年目の今、改革、改善のメスは来年以降本格化すると思う。
競争の激化を自由化と共に規制のバランスをとり、競争の無い世界や産業は制度の破壊を競争を煽る。
地球のどこかで戦争経済をおこし立て直す訳もいかないので、今回の経済回復や将来的希望の共有化を実現しにくいが、人類の英知で何とか新型経済理論の構築を期待したい。
また、大量生産、大量消費型経済理論や従来における幸福の追求と違うライフスタイルモデルケ-スの提示も急がなければ環境破壊や資源、エネルギー、食料問題や人口爆発にも対処できない。
経済以下でも情報や物、人間もグローバル化した中で複雑に絡み合っている。
細部は全体を語り、全体は細部を表現する。
一人の意見がたちまち全体の空気感を網羅する。
同調や伝播すると言うこと。
ならば悪い方向でなく良い方向へのシグナルを見つけ出したい。
今年の終わりまで人類的命題や大それたテ-マを自分の脳細胞の隅から隅までを使って熟慮してやろうと思う。
また、問答無用で俺だけでなく全ての人にとって良い年でありますようにと神様にメ-ル送信したい気分である。
色々あるから世の中おもしろい。
いろいろありすぎると疲れる時もあるが、タフで活きたいもんである。
例えば、アスファルトの割れ目から咲く雑草のように。