12.20.2008

Loud&Silent.

この街は、夜はとても静かだ。昼間はマンションの横が大きな公園ということもあり子供たちのわめき声や笑い声が響き渡っている。
それは、それでなんだかピースフルな気持ちになるのでいい。
だが、子供と言うものは訳のわからないことを言い出す。
「国際情勢、国際情勢」と連呼しながら、虫かごと虫取り網を持って走り抜ける。
果して、このガキは意味を解かっているのか?
俺もその類のガキだったので、解からないでもないが・・・
うって変わって夜はかなり静かだ。
以前、大阪に住んでた時は、国道の横やプレス工場の横に住んでいたので暴走族や激しい金属音が当たり前と思っていた。
今、神戸に住んでいるが、以前より良い街に思える。
大阪より不便だが、街はきれいで静かである。
しかし、人間が見えない街にも感じる。
大阪であれば、貧乏そうな人、女も男もキレイ、男前な人も顔の配列が不自由な人も、ルンペンもヤバソそうな人も金持ちそうな人もごちゃ混ぜに梅地下を歩いていて人間味を感じる。
神戸には人間が主役という感じがしない。
大阪の汚れた感じが人間的であり外国的であり、解放的に感じる。
大阪を嫌いな人が多いが生まれ故郷の財政破綻危機でメチャクチャな大阪は俺は好きである。
神戸と梅田。神戸と難波。俺的には軍配は大阪派である。
街としての鼓動を感じる意味において大阪は本音主義の街であり、橋下知事を筆頭に大きく飛躍して欲しいものである。