7.17.2009

真夜中の月光を睨む。

漆黒の夜空に孤独に浮かぶ月がある。
人通りはなく、俺以外は誰もいない。
時たま車が通り過ぎるのみ。人々が静かに寝静まった夜に家路を急ぐ。
時折、月はちぎれ雲に隠れ月光を弱くする。
月を睨みつける。
俺の存在を無視するかのようにそこに佇む。
俺は諦めて、無口になる。