9.20.2009

slow blow

なりたい職業よりやりたい事、したい事が大切である。
自分がしたい事はずっと本に囲まれてゆっくりと時を過ごす事。
好きな本を好きな分だけ好きな時間に好きなテーマで。
思いつくまま手当たり次第にゆっくりと手にした本をいつもの慌ただしさを忘れて。
タバコを吹かしながら、コーヒーを味わいながら。
この感覚に勝る時間の使い方を知らない。
窓の向こうで港の船の汽笛が街に響く。
公園のブランコで遊ぶ子供達の笑い声とブランコの軋む音が聞こえる。
静かに本のページをめくる。
次の瞬間、知らない世界に引き込まれる。
読書は職業として成り立たない。
それは趣味である。
そう昔、親父に言われた。
解かる。その意味が。
ただ、本を読む事が精神的充足になる事は大肯定の事実である。
少し本の世界を離れて考えてみたい。
世界について、自分について、未来について、今について、など。
考える事を重視した時、本を読む事とは別の次元の事実に気付く。
知る事より考える事。
立ち止まり振り返り考えてみる。
今現在を感じてみる。
そして明日からどうするかを自分で決める。
そんな決意が必要だ。