8.02.2010

New things.

新しいアイデアや発明、発見を生み出す人は独創的な人である。
自分の視点やモノの見方を独自に持ち考え抜く人が唯一無二の考えを持つ。

日本人は均質的、同質的な感覚を持つ中で大量生産をして工業的な発展を遂げてきた。
また、横並びの意識の中で大量消費をしてきた。

簡単な生産物は後進国でも十分に生産できる。
先進国たる位置づけは付加価値の高い、情報や生産物を生み出すことに価値がある。
ならば、情報や知識、感性、教養、技術、アイデア、サ-ビスなどの情報空間での優位性を保たなければならない。
知恵の集積たる結晶を生み出すことにおいて優位に立てる。

日本人の横並び感覚では今からの時代は不利な時代かもしれない。
勿論、一億二千万人の日本人を一般化して語ることに無理さや乱暴さがある。

しかし、高度経済成長とその後のバブル崩壊、20年デフレ不況の曖昧な時代の連続性の中で時代の浮沈に翻弄されている感がある。

方や、外国に目を向けると経済レベルの尺度に関係なく活き活きとした人間がいる。
欧州に関しては今現在がGDPレベルで日本より下でも歴史の財力蓄積が基盤となりゆとりに繋がっている。

経済とと人間の富裕さそして生きがいや活力。
全てを求めるとき日本人の個々の自我や個性の炸裂しか道は無いと思う。

日本人の個々の精神的束縛の解放や視野の拡大は情報の質の向上と人々のディスカションしかない。

そして、個性を個性として認める。
責任を背負った個性。

幾つかの課題が日本人自身の精神にある。
明るく突き抜ける感覚の強さ。
自分の軸として考えても今直ぐに言葉で言い表せないが、これについては哲学的思考を徹底してでも考えて自分の言葉で言い表したい。